2005年07月19日
DOで焼き上げ ピザ


サラミと野菜のミックスピザ

バジルとトマトのピッツァマルゲリータ
スポーツマンズクッカーを入手して、
初めてのまっとーな料理がこのピザです。
以前に10インチディープで作ったことがありますが、
家族の食べるペースと焼けるペースが全然合わなかったため、
大きなDOが手には入ったらやってみたいとずっと思っていました。
今回はスポーツマンズクッカー×3枚分で、
家族5人で少し余りましたので、
家族4人程度で丁度いいくらいの分量でレシピを書きます。
もちろん普通のDOで出来ますよ~♪
材料4-5人分 |
トマトソース |
1.大きめのボールに粉類を全部いれ、軽く混ぜます。
2.水または寒い時期はぬるま湯(30度くらい)を入れ、
15分~20分くらい捏ねます。
一部を指でもって引っ張ると薄くのびるようになるまでしっかり捏ねます。
3.一つに丸め、上に良く絞った布巾をかぶせ、出来ればビニール袋をかけて、
30分くらい発酵させます。
外の温度が低いときは、40度くらいのお湯を貼ったボールの上に置き、
フリースなどを掛けて保温するといいです。
4.その間にトッピングを切ります。
上に載せるモノはお好きなモノなんでも結構ですが、
上の写真は①タマネギ・ピーマン・サラミ・マッシュルーム
②はトマト、バジル(生)のみです。
コーンやツナやソーセージも美味しいですね。
5.トマトソースの準備もしましょう。
こっちはフレッシュで簡単!
トマトの水煮缶をあけ、中身を握りしめてつぶします。
それから、塩とオリーブオイルを入れ、混ぜるだけで完成、
6.ドゥが2周りくらい大きくなったら、スケッパーか包丁で分けます。
10インチなら3-4枚は取れそうです。
6.丸め直して、打ち粉に強力粉を少したし、麺棒でのばします。
7.オーブンシートの上にのせ、トマトソースを塗ってから、
お好きなトッピングをのせます。それからその上にチーズをのせます。
8.しっかりプレヒートして下網をしいたダッチオーブンにオーブンシートごと入れ、
フタをして中火程度で上火7下火3で15分くらい焼きます。
9.途中、焼き加減は覗いてみても大丈夫です。
パンよりも発酵が簡単なので、「DOでパン焼き」の練習にもいいかも。
ドゥは厚くのばすとパン生地風に、薄くするとぱりぱりになります。
ドゥから作るのが面倒なら市販のクラストを使っても勿論結構ですし、
食パンやお餅の上に載せてもいいですが、
わりと簡単で安上がりですから試してみませんか?
2005年07月14日
DOで焼き上げ 本格フランスパン
DOではどんなパンでも美味しく焼けますが、
フランスパンも結構いけます。
ただし!この画像のパンは味見していませんので(;_;)(トラックバック参照)
実際の所はどうだか?… ウソです。結構うまく出来てました。
味見はしていませんが…←しつこい
フランスパンは長さと重さやクープの数で名前が決まりますので、
これはバタール風かな?
材料5-6人分 |
|
1.ボールに粉類を全部いれ、軽く混ぜます。
2.1にレモン汁・水をいれ、粉が手に付かなくなるまで10分~15分くらい捏ねます。
(普通のパンより捏ね時間はかなり短めです)
3.一つに丸め、上に良く絞った布巾をかぶせ、出来ればビニール袋をかけて、
60分くらい発酵させます。
外の温度が低いときは、40度くらいのお湯を貼ったボールの上に置き、
フリースなどを掛けて保温するといいです。
4.60分で一度ガス抜き(周囲から中心へ包み込むように4つにたたんでガスを抜く。)
5.ボールに戻しさらに30分発酵させます。
6.生地を打ち粉を振った台の上に開け、包丁かスキッパーで二分割して、
そおっとガスを抜かないように丸めます。
7.またもや堅く絞った布巾を掛けて暖かいところにおき、30分ベンチタイムを取ります。
(分割まるめで痛められた生地を休ませる時間です。)
8.いよいよ成形です。痛みやすい生地なので優しくやりましょう。
生地を打ち粉を振った台の上におき、打ち粉を全体に振って手のひらで軽く叩いて
ガスを抜きながら厚さ2-3㎝になるように広げます。
9.奥から1/3を手前に折り返し、指先でギュッと押さえ、ひっくり返して残りも1/3を折り返し
押さえます。さらにそれを半分におり、合わせ目をしっかり閉じて両端が細くなるように
頃がして形を整えます。手首の内側の部分を使ってしっかりと押し込んでいきましょう。
10.オーブンシートの上にのせ、乾かないようにして45-60分2次発酵をします。
11.良く切れる包丁に粉をつけるか、かみそりを使って斜めに切れ目をいれます。
(クープを入れるといいます。)切れ目の部分にバターを塗っても美味しいです。
12.しっかりプレヒートして下網をしいたダッチオーブンにオーブンシートごと入れ、
手を水に濡らしてパンの表面が濡れるくらい散らします
(本来は霧吹きを使いますが、キャンプではそんなもん持ってないと思うので)
13.底に大さじ三杯程度の水を入れ、フタをして中火程度で上火7下火3で30分くらい焼きます。
「リスドォル」「パリジェンヌ」などのフランスパン専用粉は
クオカや富澤商店などの製菓材料店で入手できます。
入手が難しい場合は、強力粉+薄力粉でも出来ます(ちょっとソフトフランスっぽくなります。)
モルトシロップまたはモルトパウダーも同様ですが、なければ砂糖で代用。
レモン汁はビタミンCの代わりで生地をしめる作用がありますので入れてね。
フランスパンのコツは
①時間を掛けてゆっくり発酵させる。
②混ぜすぎない、捏ねすぎない。
③出来た生地は優しく扱い、成形の時にはあまり押さえすぎない。
④蒸気が沢山たって焼成すると、皮がぱりぱり中がふわふわになる。
時間はかかりますが、うまく出来た時の感激はひとしお!(口に入れば…)
フワフワパンとはひと味違うおいしさです。
手順は面倒に見えますが、そうでもないのでお試し下さい!
2005年07月14日
DOで焼き上げ ビスケット(スコーン)
発酵いらず、混ぜて抜いて焼くだけの簡単ビスケットです。
薄力粉だけでも勿論出来ますが、強力粉を混ぜることで、
もちもち感が出ます。
元々、タヌキにフランスパンを食べられてしまって、
急遽食事パン代わりに焼いたので、お砂糖控えめの塩味系です。
メープルシロップやジャムと合わせてどうぞ。
材料6-7㎝ 7ヶ分 |
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1.ボールに粉類を全部いれ、泡立て器でふんわり混ぜます。(ふるいを省略するため)
2.バターを1㎝角くらいに切って入れ、指先でつぶしながら粉と混ぜていきます。
粉全体がふんわり黄色くなればオーケーです
(ここが多分一番面倒です。フードプロセッサーがあれば、
全部放り込んでガーっと回せばラクチンです(^^;))
3.ヨーグルトを加えてスプーンで混ぜた後、折りたたむようにして少し捏ねます。
4.打ち粉をした台にうつし、2㎝くらいの厚さにのばして、抜き型かコップで抜くか、
打ち粉を少し振った包丁で切って、オーブンペーパーの上に置きます。
5.プレヒートしたDOに底網を敷き、4を入れて上火7下火3で15-20分くらい焼きます。
火は中火程度です。
混ぜて捏ねて焼くだけので、パンよりは遙かに簡単。
デザートとして召し上がるなら、砂糖は倍量でいいと思います。
ケン○風にしたければ、バターの代わりにショートニング、
ヨーグルトの代わりに牛乳+レモン汁(大1)を10分くらい置いたもので作ってみてください。
2005年07月13日
DOで焼き上げ 低温熟成ライ麦パン

むっちりとした歯ごたえのあるライ麦が香ばしいパンです。
焼きたては勿論ですが、
スライスしてサンドイッチなんか作っても美味しいと思います。
一晩放っておいて低温発酵させます。
夏のキャンプならクーラーボックスの中でどうぞ。
低温発酵の時間がない場合は、
二次発酵と同じ要領で1時間くらい発酵させてください。
材料5-6人分 |
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1.プレーンヨーグルトに水を加えたボールを温めます。
30度くらいになったらイーストを加えてよく混ぜます。
2.そこに粉類と砂糖、塩を加えてよく混ぜます。レモン汁があれば入れます。
3.こねます。こねてこねてこねます。
ライ麦粉のせいで若干堅いと思いますが、気にしないでこねます。
大きなボールの中で全部やると散らからなくていいです(笑)
4.ミルクぱんよりは堅めの生地だと思いますが、
指でひとつまみのばしてみてスーっとのびるようになったらオーケーです。
5.ぬらしたキッチンペーパーをかけ、ビニール袋にくるんで車の中にしまいました。
5度~10度前後が保てればベストでしょうが、寒い時期はあんまり気にしなくても。
凍らなければ大丈夫でしょう。
6.翌日、二つにわけ成形して、包丁でクープを入れ、強力粉を振りかけてみました。
7.暖めたDOに入れ、フタも暖めて、30分くらい置きます。(2次発酵)
8.下網を敷き、オープンペーパーを入れて、上火7下火3位で30分くらい焼きます。
途中開けない方がいいと言われてますが、のぞいちゃっても大丈夫です。
ただ頻繁にのぞくと温度が下がるので時間が若干かかります
9.できあがり~!!
仕上げに強力粉を振りかけ、深めにクープ(切れ込み)を入れることで、
プロっぽい感じの仕上がりになりました。
ヨーグルトの酸味はほとんど感じないと思います。
ジャムをつけてもよし。バターだけでもよし。サンドイッチもよし。
またレーズンなど混ぜても美味しそうです。
2005年07月13日
DOで焼き上げ 低温熟成花まるパン
バターの風味の効いたやわらかモチモチパンです。
牛乳を持って行くのが面倒なら、水とスキンミルクでも大丈夫。
水は同量、スキンミルクは15gくらいかな
一晩放っておいて低温発酵させます。
夏のキャンプならクーラーボックスの中でどうぞ。
低温発酵の時間がない場合は、
二次発酵と同じ要領で1時間くらい発酵させてください。
材料5-6人分 |
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1.大きめのボールにあたためた牛乳に入れイーストを良くとかす。
2.そこに他の材料を全部入れ、こねる。こねる。こねる。
たたく。そんでもってこねる。30分くらい捏ねましょう
3.べたべた感がなくなって、ひっぱってうすーくのびるようになったらオーケー。
4.濡れたふきんをのせ、ビニール袋で包んで、冷蔵庫に入れるか、
涼しいところにおく。早春キャンプで車の中。夏キャンプならクーラーボックスでしょう。
5.一晩おくと二回りぐらい大きくなってると思います。
軽くガス抜きをして7-8個に切ってそれぞれを丸める。
6.ダッチオーブンに底網をしいてそこにアルミホイルをしく。
本当はクッキングペーパーなんだけど、忘れちゃったからさ(笑)
真ん中に1個おいて、まわりに6-7ヶおいて、花まるパン。
7.今度は二次発酵。
ガスコンロでフタと本体を触れるくらいの温度に熱して、フタをして机の上におく。
温度がさめてきたら、また暖める。それを繰り返して約30分。
も一つかな?と思っても焼いてるうちにまたふくらむから大丈夫(笑)
8.焼きですが、下2上8位の割合です。
DOの大きさと炭の量は密接な関係があります。
途中で開けてもOKですが、特下側のこげつきに注意!
9.大体20-30分くらいでいい香りがしてきたらできあがり♪
これは牛乳を使うことと一晩おくところがポイントです。
ちょびっと甘めでバターの香りふんわり♪
子どもにもめちゃめちゃ好評ですよ。
とにかく焦げに注意して!レッツトライ♪
パン作りって難しいと思っていませんか?
実に簡単にできますのでおためし下さい!
2005年07月13日
ピーマンのファルシー(肉詰め)進駐軍風
先日食彩の王国で日本にピーマンが入ってきた由来みたいなのをやっていて、
それによると進駐軍の食料調達のせいで最初に普及したそうな。
日本の洋食のピーマンの肉詰めは縦割りにしますが、
アメリカンスタイルだとへたをとって中につめるそうなので、
それを意識して作ってみました。
材料5-6人分 |
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1.まずファルス(詰め物)を作ります。基本的にハンバーグの作り方と同じです。
2.大きめのボール(又はビニール袋)にパン粉を入れ、牛乳を入れてふやかしておきます。
3.DOのフタ(身でも可)をプレヒートして油をいれ、
みじん切りにしたニンニクとタマネギを炒めます。
しゃっきり感が欲しい方は軽く透明になるくらい。
甘みの欲しいか方はきつね色になるまで炒めます。
4.の袋にひき肉を入れ、あと卵、3.のタマネギ、塩胡椒を少し強めに振り、
ナツメグもいれよーーく粘りが出るまで混ぜます。
茹でたコーンを一緒に入れても子どもは喜ぶと思いますよ。
5.ピーマンのへたの部分に包丁を入れて中の種を取って、お椀方にします。
底の安定が悪い場合は、少し包丁で底を切ってください。
6.4のファルスを5につめます。
縦切りの肉詰めは肉が離れないように小麦粉や片栗粉をつけますが、
これは落ちにくいのでいらないと思います。
7.ダッチオーブンに底網を敷きオーブンシートかアルミホイルをしき、
6.を倒れないように並べます。
8.パン粉にパセリとチーズを混ぜたモノをトッピングします。
9.上火6下火4くらいの中火で15-20分程度加熱します。
10.串を刺してみて透明な肉汁が出てくるようになったらできあがり。
ケチャップかトマトソースでいただきます。
なんて事のないピーマンの肉詰めですが、
フライパンで作るよりも型くずれしにくく、
油も使わないのでさっぱりした印象です。
子ども向けでしたら中に炒めたミックスベジタブルを一緒にいれても、
バランスと彩りも良くて喜ばれそうです。
トッピングのパン粉は是非のせてください。サクサク感がとても美味しいです。
底網の使用は悩むところですが、焦げるのがいやなので使ってみました。
なしでやるときは、下火の加減にかなり注意です。
2005年07月13日
ラタトゥユ

前に作った鶏手羽のトマト煮込みとほとんど変わりませんが
本来は南フランスのお袋の味、野菜の煮物です。
これは割と短めの加熱時間だったので原形を留めていますが、
好きずきでもっとクタクタに煮てもいいと思います。
冷たく冷やしても美味しいですし、余ったらパスタソースにも、
パンに載せても美味しいです。
材料5-6人分 |
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1.DOを暖めて、オリーブオイルを入れ、つぶしたにんにくを炒めて香りを出します。
2.まずナス輪切りにしてを両面こんがり焼きます。
3.タマネギは櫛形、ピーマンは乱切り、セロリも食べやすい大きさに切って、
DOに入れ炒めます。
4.赤ワインを入れアルコールを飛ばして、トマトの水煮缶をつぶしながら入れ、
ブイヨンとローリエを入れます。
5.オレガノをくわえ、フタをして15分くらい弱火で煮ます。
6.フタを取って水分をとばしながら、あと15-25分くらい煮ます。
煮くずれ具合はお好きずきで。
7.最後に塩胡椒を振って味を調えます。
根菜で作ってもおいしいですし、カボチャを入れてもいい感じ♪
冷蔵庫のお掃除にも最適!個人的にはズッキーニとセロリがおいし~です(笑)
なんでもじゃんじゃん入れて、弱火でコトコト煮るだけで、
野菜の甘みとうまみが凝縮してお肉なしでもすごーく美味しいですよ。
★DOに入れっぱなしにしておくと、トマトの酸がDOになじんだ油をとってしまう(?)ので
食べ終わったら出来るだけ早く片付けてあげて下さい。